アートメイク
アートメイクとは、専用の針と染料を使用し、皮膚の表面から0.02~0.03mmの深さに色素を定着させる医療行為で、医師または看護師免許証を所持している者のみ施術できます。
色素の定着には、2~3回の施術が必要となります。 ライフスタイルや体質によって個人差はありますが、およそ1~3年で経過とともに薄くなります。
特徴
所要時間 | 約120~180分 |
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こんな方におすすめ |
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リスクと 副作用 |
一時的な症状施術直後から1~2週間程度は色素が濃く感じたり、赤み・皮むけ・かゆみが生じる可能性があります。 施術により、出血や腫れ、内出血の可能性があります。 アレルギー人により麻酔、針、色素などの影響でアレルギー反応が出る場合があります。 施術中にアレルギー反応が出た場合や、体調が悪い、または体質に合わないと判断した場合、施術を中止します。 副作用出血・腫れ・内出血・発赤・熱感・痒み・痂皮化/痂皮脱落・化膿・ケロイドなど 色素の定着についてアートメイクの特性上、色素が定着しなかったり、色素定着にムラが起こる場合があります。 |
施術ができない方 |
下記の項目に該当する方はアートメイクの施術をお断りする可能性がございます
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アートメイクに関するよくある質問
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Q1. 効果はどれくらい持続しますか?
個人差がありますが1~3年で色が薄くなります。 ピーリングをよくする方や、海水浴・プールによく行かれる方、紫外線をよく浴びる方は持続期間が短くなることがあります。
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Q2. 何回施術をしたら良いですか?2回目の施術を受けるタイミングはいつですか?
色素の定着には2~3回の施術が必要となります。 1回目の施術から4週間経過後、まだらに色味が抜けてきたタイミングでのご来院をお勧めしております。 定着には個人差がありますのでご了承ください。
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Q3. MRI検査は受けられますか?
MRI検査とは磁力を使い身体の内部を撮影する検査です。アートメイクを行った後にMRI検査を行う場合、染料に含まれる微量な金属質が反応し、熱感や熱傷を起こす可能性があります。 可能性としては稀ですが、今後検査を受ける際は、主治医の先生・放射線技師にお伝えください。
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Q4. アートメイクとタトゥーの違いは何でしょうか?
多くの方がアートメイクと聞くとタトゥーを思い浮かべるかもしれませんが、実際には異なる特徴があります。 アートメイクの色素は1~3年の間に徐々に薄れていくのに対し、タトゥーは永続的に色が残ります。
アートメイクとタトゥーの主な違いは、色を入れる「深さ」です。アートメイクは皮膚の浅い層に色素を施すのに対して、タトゥーはより深い層に色素を入れます。 -
Q5. 施術後の必要なアフターケアはありますか?
施術後3日間はお渡しする軟膏を2~3回、綿棒に取り薄く塗布してください。 また、施術部位はできる限り触らないようにしてください。
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Q6. 施術後に外出しても問題ないでしょうか?
外出可能です。施術部位に紫外線が当たらないようお気を付けください。
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Q7. アートメイクは施術後にすぐに定着しますか?
施術直後及び数日間は色濃く発色しますが、1週間から10日程度で半分程度となり、時間の経過とともに定着します。
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Q8. 施術後に洗顔やシャワーは可能ですか?
当日より洗顔やシャワーは可能ですが、施術部位を濡らす事は1週間お控えください。また、施術部位のメイクやクレンジングも1週間お控えください。
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Q9. 施術後の運動やアルコールはいつから可能ですか?
過度な運動、アルコール摂取は出血や腫れの原因となりますので、施術当日はお控えください。 赤みや痒みがある場合、症状を増強させる可能性があるので、症状が落ち着くまではお控えいただくことをお勧めします。
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Q10. 施術後のプール、サウナ、温泉はいつから可能ですか?
プール、サウナ、温泉等は2週間お控えください。
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Q11. アートメイクの前後に美容施術を受けても問題ないでしょうか?
アートメイクを受ける前後1ヵ月の間に、ボトックス・ヒアルロン酸・美容治療を行ったり、行う予定がある方は、染料の定着が悪くなる可能性があります。また、アートメイク施術時にお顔に何らかの美容整形の効果が表れている場合、経過とともにアートメイクのデザインが崩れてしまう可能性があります。
施術後の美容整形についても同様の可能性があり、場合によって施術をお断りする可能性がございます。
アーティスト紹介
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アートメイク アーティスト Nurse 林 愛子
経歴
癌研究会附属癌研病院(現がん研有明病院)にて16年勤務後、きずときずあとのクリニック豊洲院に在籍。
アートメイク症例数250件
現在「アートメイクによる傷あとのカモフラージュ」をメインに施術を行っている。